新しい姿

社長からのメッセージ

組織は自分一人で作るものではない
2018年11月にオープンしてから、「どんな牧場にしたいの?」と大勢の人から聞かれました。
私が目指したのは、長期的に繁栄を続ける企業のように、トップが変わってもぐらつかない
会社を目指してきました。
会社には6つの経営資源があります。人、物、金、情報、時間、知的財産です。
オープンから日々、私は人を重視して経営を進めてきました。
今その基礎が完成形に近づきつつあります。
スタッフ一人一人が個々に目標を持ち日々の作業に汗を流してくれています。
そのお陰で、総頭数420
頭のメガファームへと進化することができました。
これからは、「業界の常識」を疑うことをテーマに日々進化していきたく考えておりますので、皆様のお力をお貸しいただければ幸いです。


沖之須牧場株式会社 代表取締役社長 西川 豊貴

沖之須牧場の将来

牧場の新しい姿を目指しています

労働時間の短縮を
最近、酪農に興味のある若者が増えており、農業系大学にも一般家庭の子弟が入学しています。残念なことですが意欲あふれる若者が安心して働ける牧場が多くありません。その理由に就労環境が貧弱で労働時間が長く、休日が取れないことがあります。
浜名酪農業協同組合では、労働時間を削減するために2009年から、酪農家に代わって飼料を製造するTMRセンターと堆肥を処理する生産部を外部支援組織として、組合内部に備えました。そのことで労働時間が短縮できるようになりました。
沖之須牧場は牛、作業者の作業道線を意識して、搾乳、牛舎の掃除、給餌時間も短縮できるように施設を配置しています。
若者の雇用促進を
沖之須牧場では研修施設を備えて、全国から酪農に興味のある方を積極的に受け入れています。
勤務時間は8時間、休日は3勤1休制を整えており、従来の長い労働時間を払拭できる体制を作っています。
また、給与も地域企業と遜色のない金額を目指します。
牧場を持つ夢を叶えてあげたい
全国には、牧場を持ちたいという夢を持っている若者が働いていますが、多くの方が志半ばで諦めてしまうのは酪農全体でも大きな問題です。
浜名酪農業協同組合では、沖之須牧場のような雇用型牧場を建設しています。
まずは実際に働いてもらい、経験を積んでいただき、しっかりと知識、技術を向上してもらいます。その後は、本人の希望と適性を判断して、新しい牧場で農場長として働いてもらうシステムを作っています。